浮力調整を磨いて、水中環境を気遣うダイバーに!

【2021.08.18】

8月もテクニカルダイビングのトレーニングが続いていて、

中層で過ごすことが多い野村です。

基本的に中層で過ごす時間が多いトレーニングですが、水底近くでトレーニングすることもあります。

この時期は産卵なども多い時期で、いつものトレーニングの場所でコガネスズメダイが、
産卵していました。

岩の表面を掃除し、卵を産み付けやすくして、産卵です。
ダイバーが行き来する場所ですが、魚にとってダイバーはよそ者で
ダイバーを気にして産卵場所を選びません。

テクニカルダイビングではもちろんですが、ダイバーは浮力調整、
環境や周りのことに対する注意力、フィンワークなども重要です。

気付かないうちに、フィンで砂地や岩などを蹴ってしまうと

こんな小さな命は、一瞬でなくなります。

水中世界にお邪魔しているダイバーは、細心の注意をして環境を壊さない努力は
必要だと思います。

テクニカルダイバーはもちろん、一般的なダイバーも、むやみに水底に着いたり、フィンで巻き上げたりしない、
スキルを身に着けてから水中世界を楽しみたいですね。

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