【2023.07.12】
今日は過去に撮影した写真の紹介です。
ホタテツノハゼのペア。水深約30mで撮影。
和名の由来は、広げた背鰭が帆立貝に似ていることや、背鰭を広げる姿が帆を立てているように見えるということからともいわれ、諸説あるようです。美しくて、何度も撮影したくなる魚です。
特徴的な背鰭を畳んでいる状態は安静時といわれていますが、その状態を遠目から見ると石ころのような、かりん糖のような、、、そんなふうに見えてしまうので、目を慣らしながら、じわじわと近づき撮影を行います。できるかぎり魚にストレスを与えないように、細心の注意をしながら、背鰭を広げてくれる瞬間をジッと待ちます。時間をかけて、じっくりと。
深場に生息しているので、テクニカルダイビングでじっくりと観察しながら撮影したいですね。