
【2021.08.04】
こんにちは!ミヤコです。本日は大瀬崎にて夏の海を感じてまいりました。今回はスタッフ含めて7名全員がサイドマウント装備(^∇^)
サイドマウント装備を初めて潜るサイドマウント体験の方から、サイドマウント装備でのテクニカルトレーニングの方まで幅広く楽しんでまいりました。
初めてサイドマウント装備で潜るHさんには陸上でしっかりと器材の調整をし、サイドマウント装備での呼吸の仕方や注意点等、お話させていただきました。
1000本以上潜っているダイバーでも、1本シリンダーを背中に装備し潜っているスタイルとは全く異なる装備のため、きちんと合った器材を使い、装備の仕組みをご理解いただかなければ重大なリスクに繋がります。
2本のシリンダーを脇に装備するということで、今までの水中での姿勢や動き方も異なるため、知らずしらずのうちに体にはストレスがかかってきます。
終わってからのHさん、やってよかったですと嬉しいお言葉を頂戴しました( ^^) ベテランダイバーであっても新しい分野へのダイビングは刺激的でワクワクしますね!

テクニカルトレーニングのTさんは、バランス調整を集中的に行い、ひたすら停止の練習。
スキルをスムーズにこなすためには、バランスのとれたトリム姿勢とその都度適切な浮力調整がとれることが、重要だと考えています。体の力を抜いて、脱力している状態でも深度も姿勢もブレずに止まっていられると、様々なスキルもスムーズにかつ効率的に行なえます。
今の器材、スーツ、持っていくアイテム等の装備で、トリム姿勢でピッタリと止まっていられるのか…ウエイトの位置は、シリンダーやBCDの状態は…呼吸のリズムは…等、様々な観点から今の状態を把握し、より良い状態を目指します。
10年近くサイドマウントスタイルで潜っている私達スタッフも、未だに器材や姿勢の調整に終わりもなく、途方も暮れそうな根気のいる作業ですが、サイドマウントで快適に潜るならこれを怠ると快適が不快に変わってしまうこともあります。
どんな装備でも快適に停止ができることがテクニカルダイビングには、とても重要な要素の1つだと感じています。
まだまだ終わりのないダイビングの奥深さを、改めて感じた夏の大瀬崎でした(^^)
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