トレーニングの先にあるもの

【2023.08.13】

こんばんは!スタッフの鈴木トモコです。
今日は時折強い雨が降った伊勢原市。そんななか、TDIエクステンディッドレンジダイバー学科講習でFさんにお越しいただきました。

ディープエア最高峰といわれるこのコース。
ボトムガスに空気、減圧ガスにナイトロックスや酸素を使用して、最大水深55mまでのダイビングを行うための技術や知識、考え方を学びます。

FさんはTDIデコプレッションプロシージャーズダイバーとして、3本装備でのトレーニングと実践経験は行ってきましたが、今回のコースからは4本装備に。これらの装備にはすべて意味がありますが、この「1本」増えたシリンダーの取り回しが、これまた簡単ではありません。たかが1本、されど1本。
こうして、段階的にステップアップをしていくと、これまでの3本装備に一層余裕も出てきますし、技術も知識も様々な面で磨かれていきますね。

元々はここまでチャレンジするとは思わなかった…とFさん。
ダイビング経験を重ねていくうちに楽しみは増え続けて、今回のご受講に至りました。

スティングレイ・ジャパンでは、日々「ダイビングのトレーニング」を行っていますが、それらは全て、その先にある「楽しみ」のためのもの。
講習ではインストラクターが安全を確保したもとで、様々なストレス負荷をかけます。ストレスに強いダイバーというのは、幅広い状況の下でも自己管理ができるダイバーであり、結果的に余裕を持ってダイビングを楽しめます。コース中にはなかなか大変なことも多いのですが、講習の中で、必要な要素を身につけて、トレーニングで磨き、まだ見たことのないダイビングの夢を叶えたその時に、「ああ、この景色を見るためにやってきたんだなぁ」と、感じることがあるのではないでしょうか。

Fさん、これからもますます楽しみです!

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