PADI セルフリライアントSP

【2022.08.17】

こんばんは!トモコです!

先日はIさんのPADIセルフリライアントダイバーコースでした。

セルフリライアントダイバーコースは、決してソロ(単独)ダイブを推奨する訳ではありませんが、万が一バディとはぐれてしまい一人になってしまったとしても、慌てずに全てを管理するための技術や考え方を身に付けます。一般的なレクリエーションダイビングでは、バディで潜ることが一般的で、各講習もバディで潜ることを前提に組み立てられています。しかし、様々なシーンを考えてみると、1人(ソロ)で潜る、あるいは一定の時間のみ1人になるという状況は実際にあると思います。もしくは何らかの原因で、バディとはぐれてしまい1人になってしまうこともあるかもしれません。プロダイバーの方は、1人でフロートを張りに行ったり、ガイドの下見に行くこともあるのではないでしょうか。水中写真を撮影する方は、被写体や状況により1人で潜るほうが有効である場合もあるかもしれません。

とはいえ、どんなに経験の多いダイバーの方でも、1人で潜るために必要なノウハウを学ぶ機会はありません。

PADIセルフリライアントダイバーコースでは、そんな状況下で必要な要素を学びます。予備の考え方、実際に起こりえるトラブルを1人で解決する為のスキルなど、なかなか奥の深いテーマが数々あります。

Iさん、今回は実践を想定してのシミュレーション。
インストラクターは視界からは外れたところで監督し、様々な不意なトラブルなどにも対応していただきます。

状況に応じた柔軟さや応用力が求められます。

安全に潜るからこそ、楽しみや快適があり、そして、次のチャレンジに繋がるのです。
「いつも大丈夫だから」と根拠のない過信は、水中世界には通用しません。「こんなはずじゃなかった」と気付いた時にはもう手遅れになってしまっているかもしれません。大切なのは正しい自己評価と自己管理。ベテランダイバーになり経験が増えると、根拠のない自信を持ちがちです。いつでも冷静に、客観的な視点を持ちながら、ご自身の苦手なところや限界をしっかり把握することが大切です。

『自己完結』できるダイバーは最高のバディにもなります。そういった意味でも、本来のバディシステムとは何かを考えさせられるコースです。

ご興味のある方は、お問合せください。

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