【2021.07.31】
こんばんは!トモコです!!
本日も夏らしい陽気の大瀬崎でトレーニングでした。
ブランクダイバーとなってしまっていたDiveSpiritメンバーYさんのリフレッシュ、同じくDiveSpiritメンバーTさん、そして女性サイドマウントダイバーのJさん。
それぞれの課題に向き合った1日でした。
Yさんはダイビング年数が長く経験も多いテクニカルダイバーですが、潜れない期間がしばらくあったので、じっくり感覚を取り戻します。
ベテランダイバーならリフレッシュダイビングは必要ない?
いえ、そんなことはありません。
ダイバー年数が長くなり、経験が増えていくと、少しくらい潜らない期間があったとしても「自分は大丈夫」と過信してしまいがちです。
しかし年齢を重ね、体力が変化したり、感覚が変わっていきます。自分では何ともないと思っていても、不意なことで「アレッ?」と混乱することもあるかもしれません。
呼吸の感覚やバランス、目線、からだの動き、「そうそう、この感じ」と取り戻すことが必要です。
過信をしてしまい、急にハードな環境や慣れない場所に行き、「こんなはずじゃなかった」と気付いた時には既にトラブルに繋がっている可能性もあります。
ダイバー経験を積み、自分のダイビングに自信が持てるようになることは素晴らしいことだと思います。しかし常に意識として、自己評価の中には【否定的な見方】を持っていることが大切です。
自分ができないことや、抱えているストレス、こわいこと、不安なこと
否定的な見方で自己評価をした時、これらの改善要素がきちんと出てくるのか、それとも出てこないのかは正しく自己評価ができているかどうかの目安になります。ダイビング技術に100点満点はあり得ないはずですから、どんなにレベルの高いトップダイバーだとしても何らかの課題があるはずです。
自己評価が正しくできていれば改善すべき点も明確になり、きちんとトレーニングを行って、今後の自分のコンフォートゾーン(快適ゾーン)を拡げていくことにも繋がります。
様々な視点から自己評価を正しく行うことは、技術向上の近道ですね。
そんな風に自分を見つめてみると、今まで潜っていたペースで潜らなかった期間があるというだけでも、慎重に考えるようになります。
リフレッシュダイビングは、ダイバー年数や期間に関係なく、しっかり行ってまいりましょう!