【2022.07.23】
こんばんは！スタッフの鈴木トモコです。
先日は、TDIデコプレッションプロシージャーズダイバーコースを開催いたしました。
約1年前ほど前になりますが、同じ時期にTDIイントロテックダイバーコースをスタートしたFさんとYさん。同期ダイバーとして共にトレーニングを重ね、TDIアドバンスドナイトロックスコースも経て、現在はお2人ともTDIデコプレッションプロシージャーズダイバーコース中です。
お2人ともコースを受講する目的は違えど、ご自身の「ダイビングの夢」に向かって進むべく取り組んでいらっしゃいます。
これまでのコースで学んできた知識と、磨いてきた技術を土台に、TDIデコプレッションプロシージャーズダイバーコースでは、実践的な減圧ダイビングで必要な知識、考え方、技術を学んでいきます。日本語では「減圧手順」と呼ばれているこのコース、読んで字のごとく減圧ダイビングを行うための必要な手順を主に磨いていくのです。
コースの中では、カリキュラムとして組み込まれている内容に加えて、スティングレイ・ジャパンが考えるテクニカルダイバーとして必要な要素であったり、身に付けて欲しいスキルも取り入れてトレーニングを行って頂いています。実際にテクニカルダイビングを行っていて、必要だと思うものは、できるかぎりご参加の皆様にお伝えしていきたいと心がけています。
水中のことだけではなく、陸上のルールであったり、伊豆でのテクニカルダイビングに関しても、様々お伝えしていきたいですね。
スティングレイ・ジャパンで、一番大切だと思い重要視しているのは、「ダイビングに向き合う姿勢」です。マインドの部分です。
ダイビングって、追求すれば終わりのない世界だと思いますが、常に冷静に正しく自己評価ができ、向上を止めない、オープンマインドの姿勢が整っているダイバーは、トレーニングも、経験も、バランスよく重ねていける方が多いと感じます。そんなダイバーは周りの仲間からも信頼されると思いますし、慎重にダイビングの楽しみの幅を広げられると思います。
トレーニングも経験も、継続する重要性、そして正直で謙虚であり続けることが、自分にとってもチームにとっても良い形に繋がるということを、コースの中でもじっくりお伝えしていきたいと思います。
今回のお2人も、透明度などのコンディションがあまり良く無い中のトレーニングとなり、いろいろとご自身のことを見つめる良いトレーニングになったのではないかと思います。大変なこともありますが、中身の濃いこのコース、まだまだお2人の挑戦は、これからですね！
