久しぶりの獅子浜でラインワーク

【2021.09.30】

こんばんは!トモコです。
昨日は久しぶりの獅子浜でお世話になり、Mさんのラインワークトレーニングでした!

Mさんは、テクニカルダイビング領域のケーブやレックを目指してトレーニングをしています。コースやトレーニングでは、インストラクターが安全を管理しながら様々なトラブル状況を作ります。

いわゆる「不意打ちトラブル」というものです。
予測していなかったトラブルが発生したとしても、適切に対応できるようになるためのトレーニングです。もちろんコースの中で様々なトラブル対処の方法を習得していますから、対応方法は知っていたとしても、状況が異なると、なかなかうまくいかないこともあります。

トラブルの原因を理解し、今優先するべきことを判断し、対応しながら、タイブ計画も管理しなければなりません。

テクニカルダイビングの場合は、ケーブやレックの内部など頭上が塞がれている環境であったり、あるいは物理的には天井が無くとも長い減圧停止が伴う場合には、「トラブルがあったらすぐに水面へ浮上する」ということが出来ない場合があります。

ですから可能な限り水中でトラブルを対応できるようにトレーニングを積んでおく必要があります。

トレーニングというのは、技術的、知識的な部分はもちろんですが、精神的な部分で強化しておくこともとても大切です。

今回のMさんも、1つのトラブルから連鎖してしまうリスクや、閉鎖環境で何を優先するべきなのか、よい学びの機会になったかと思います。
ご本人は悔しかったようですが、ケーブやレックの景色を見るために、これからも進んでまいりましょう!

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