「水中戦跡を、この目で見るために」

【2021.07.12】

こんばんは!トモコです。
女性ダイバーJさん、スティングレイ・ジャパンへお越しになって1年が経ちました。
今回は、ディープSPなどの学科講習でお越しいただきました。

Jさんは色々と大変なことも乗り越えながら、1年間でトレーニングの幅が広がりました。
新たな挑戦も行い、先日の海では「1年やってきて、唯一楽しいと思えた(T_T)」とJさん…。

なぜ、そこまでしてJさんは潜り続けるのか?
その理由は、「ある水中戦跡を、どうしても自分の目で見たい」という想いがあるからです。

Jさんが目指している水中戦跡の多くは沈没した船ですが、沈没船は年々確実に朽ちていきます。
この先、どのくらい先まで私たちダイバーが目にすることができるかというと、そこまで時間は無いかもしれません。

しかし、Jさんの目指している沈没船のほとんどが、深度やコンディション的にハードな環境が多く、さらに内部へ侵入することになれば、オーバーヘッド(頭上が塞がれた場所)環境なので、特有のリスク管理やトレーニングが必要です。
簡単に行ける場所ではないので、行けるようになるまでには大変なことも多く、時間がかかります。

時には忍耐も必要ですし、悔しいこともあるかもしれませんが、Jさんは諦めずに前に進んでいます。

まだまだコロナの影響で動きにくい日々ですが、今、やれることをしっかり準備して、整えていくことは本当に大切だと感じます。

Jさんは早速、今月伊豆でディープSPなどの海洋実習です。
夢の実現のために、進んでまいりましょう!

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